伝統工芸品

旅行に行った際に熱海駅で梅の花の形をした装飾を見つけました。

説明を読んでみると熱海楠細工(あたみくすのきざいく)という伝統工芸品だそうです。その昔台風によって楠が倒れ、村人が農漁業のかたわらその木で日用品を作ったことが楠細工の始まりといわれています。加工の難しい楠を素材にして制作するため、職人は楠にあう一枚カンナを作って使うようです。

作る際の工程としては乾燥、製材、再度乾燥、木取り、荒削り、墨出し、ほぞひき、穴掘り、組立、仕上げ、仕上げ磨き、塗装という12の段階に分かれています。このようにして引き出しや飾り棚ができていて、また使えば使うほど木目が見えてくるそうです。

名刺整理箱や文具チェストも取り扱っているようなので生活に取り入れることもできそうです。

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