ウィリアム・モリス
今日はデザイナー、詩人、画家など様々な分野で活躍していたウィリアム・モリスについて調べたことを書きます。
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:William_Morris_age_53.jpg
モリスは1830年代半ばにイギリスで生まれ、装飾美術などに興味を持ちモリス商会を設立しました。また、『地上の楽園』4部作を発表し詩人としても知られるようになります。1881年にインディゴ抜染法を完成させてテキスタイルデザインに注力し、晩年には活版印刷工房を創設して全53書目、66冊の書物を発行しました。
モリスのテキスタイルデザインは花や鳥など自然のモチーフが多く使われています。
一番有名な作品は下の「いちご泥棒」ではないでしょうか。左右対称の構図と、インディゴ抜染に藍色以外の色を取り入れた最初のテキスタイルです。
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Tissu_d%27ameublement_(V%26A_Museum)_(9483000084).jpg
モリスはテキスタイル以外にも家具のデザインを手掛けていました。代表作は「サセックス・シリーズの肘掛け椅子 (Sussex Armchair)」です。
モリスの作品を見ることで丁寧な手仕事の大切さを感じることができると思います。
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